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ミンミンゼミ ミンミンゼミOncotympana maculaticollis

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミンミンゼミ
ミンミンゼミ
Oncotympana maculaticollis

半翅目同翅亜目セミ科。体長 (翅端まで) 56~63mm。体は翅に比べて短太で,頭部は比較的幅が狭い。体色は黒色で,青緑色ないし黄緑色の斑紋があるが変化が多く,まれに黒色部がまったく退化した個体もみられる。

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百科事典マイペディアの解説

ミンミンゼミ

半翅(はんし)目セミ科の昆虫の1種。体長(翅端まで)62mm内外,黒地に緑紋があるが個体変異が多い。成虫は7月上旬〜9月下旬ごろまでに現れ,ミーンミンミンと鳴く。
→関連項目セミ(蝉)

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世界大百科事典 第2版の解説

ミンミンゼミ【Oncotympana maculaticollis】

半翅目セミ科の昆虫(イラスト)。大型で,体長32~39mm,前翅の開張104~121mm。一見したところ,大きなセミの割りに体がとても短い感がある。頭部および胸部は黒紋と緑色紋を散りばめたようで,腹部は黒色。翅は透明で,翅端近くの脈上には一連の暗色紋がある。雄の腹弁は半円形で幅広く,腹部中央部でわずかに重なる。産卵管は腹端をこえない。胸背の斑紋には個体変異が見られ,ふつうは黒地に緑紋が点在するものと緑色にいくつかの黒紋のあるものの2型があるが,ほかにも黒色部をまったく欠くもの(ミカド型),体全体が黒色で緑色部を欠くもの,さらに上記の黒紋の少ない型でありながら地色が緑色でなく赤褐色のものなどがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミンミンゼミ
みんみんぜみ /
[学]Oncotympana maculaticollis

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの1種。大形のセミで、体長30~35ミリメートル、翅端までの全長が約60ミリメートル。体は太短く、胸背には緑色と黒色の斑紋(はんもん)がある。はねは透明で、横脈上には暗色斑がある。雄の腹弁は丸みが強くて大きく、左右の腹弁はわずかに重なる。北海道から九州にかけて分布し、国外では朝鮮半島、中国、ロシア連邦極東地域に広く知られる。北海道では産地が局所的で、北限の釧路(くしろ)総合振興局管内の屈斜路湖(くっしゃろこ)にある和琴半島(わことはんとう)では国の天然記念物に指定されている。7月下旬から9月にかけて出現し、8月にとくに多い。ケヤキなどの幹上に止まってミーン、ミーン……と大声で鳴く。合唱性はない。枯れ枝の中に産み付けられた卵は約300日で孵化(ふか)し、それから6年目に成虫になる。体全体が淡緑色の個体がまれにみられ、これはミカドミンミン(ミカド型)f. mikadoといわれるもので、個体変異の一つである。[林 正美]

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