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ムスカリ ムスカリ Muscari botryoides; common grape hyacinth

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ムスカリ
ムスカリ
Muscari botryoides; common grape hyacinth

ユリ科の多年草ルリムスカリともいう。ヨーロッパ中部,小アジア地方原産。ヒアシンスに似ているが葉はずっと細く,花序も小さい。秋植えの球根で径は2~3cm,まだ寒い頃から発芽を始める。

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デジタル大辞泉の解説

ムスカリ(〈ラテン〉Muscari)

ユリ科ムスカリ属の多年草の総称。地中海沿岸を中心に分布し、五十種ほどがある。ヒヤシンスに似て花茎を伸ばし、総状に花をつける。よく栽培されるのはアルメニアカム(ルリムスカリ)で、春に紫青色の釣鐘状の花が咲く

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百科事典マイペディアの解説

ムスカリ

地中海沿岸〜西アジアに分布するユリ科の多年生球根植物で,40〜50種ある。花壇や鉢植によく栽培されているルリムスカリは,中欧〜カフカスの原産。白い卵形の鱗茎の先から数本の細長い葉を出して,15〜30cmの花茎を直立し,上部に長さ約3mmの小さい壺形のるり色の花を多数密な総状につける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ムスカリ【grape hyacinth】

ユリ科ムスカリ属Muscariの秋植え球根(鱗茎)植物。ヒアシンスに最も近縁である。ムスカリの意はギリシア語モスコス(ジャコウ)からきており,本属の1種ムスカリ・モスカトゥムM.moschatum Willd.がジャコウ様の香気を放つところから名づけられている。地中海地方および西南アジアに40~50種が分布している。幅の狭い多少肉質の葉が3~4枚あり,花茎は直立し,上部に青または白の小花を密に総状か穂状につける。

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大辞林 第三版の解説

ムスカリ【Muscari】

ユリ科の秋植え球根植物。地中海地方、西アジア原産。葉は狭披針形。春、高さ約20センチメートルの花茎の上端に総状花序を立て、多数の花をつける。普通、花被が鐘状で濃紫色のルリムスカリをいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ムスカリ
むすかり
[学]Muscari

ユリ科の秋植え球根草。3月ころ芽を出し、肉質で幅の狭い根出葉を4、5枚つける。4~5月、葉の中心から高さ10~20センチメートルの花茎を出し、総状花序をつける。地中海沿岸、西アジア原産。ヒヤシンスに近い植物で、耐寒性は強く、花壇、鉢植えに向く。花壇植えの場合、少なくとも50球以上を群落的に植えると、美しさが引き立つ。アルメニアカムM. armeniacum Leichtl. ex Bak.はもっとも一般的に栽培される種で、濃青色の小花を密生する。ボトリオイデスM. botryoides Mill.はブドウムスカリとして知られ、紫色花を開く。変種に白色花のアルバがある。コモーサム・プルモーサムM. comosum Mill. var. plumosum hort.はハネムスカリともいい、紫桃色で羽毛状の花穂をつける。
 繁殖は分球により、10月ころ、日当り、排水のよい場所に植え付ける。鉢植えやプランター植えの場合、水はけのよい用土を用いる。花期後、早めに花殻を摘み取る。6月ころ、葉が黄色くなり始めたら掘り上げ、日陰の涼しい場所で乾燥して貯蔵する。[平城好明]

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