モイマン(その他表記)Meumann, Ernst

デジタル大辞泉 「モイマン」の意味・読み・例文・類語

モイマン(Ernst Meumann)

[1862~1915]ドイツの心理学者・教育学者。教育学に実験的方法を導入した。著「連想および再生法則」「実験教育学」など。

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精選版 日本国語大辞典 「モイマン」の意味・読み・例文・類語

モイマン

  1. ( Ernst Meumann エルンスト━ ) ドイツの心理学者、教育学者。ブントの弟子。教育学に実験的方法を導入した。主著「実験教育学概説」。(一八六二‐一九一五

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モイマン」の意味・わかりやすい解説

モイマン
Meumann, Ernst

[生]1862.8.29. ユーディンゲン
[没]1915.4.26. ハンブルク
ドイツの心理学者,教育学者。 W.ライとともに実験教育学の創始者とされる。ベルリンハレボンなどの大学で神学,言語学,医学,自然科学,哲学を学び,次いで W.ブントのもとで実験心理学を学んだ。 87年以後チューリヒ,ケーニヒスベルクミュンスター,ハレ,ライプチヒ各大学の教授を歴任。 1905年ライと雑誌『実験教育学』 Die experimentelle Pädagogik創刊,実験心理学の手法を導入して教育学研究の新分野を開いた。彼の諸説はアメリカの教育研究に影響を及ぼし,教育心理学の発達をもたらした。また児童中心主義の教育学説は日本の大正期新教育運動にも影響を与えた。主著『実験教育学綱要』 Abriss der experimentelle Pädagogik (1907) 。

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367日誕生日大事典 「モイマン」の解説

モイマン

生年月日:1862年8月29日
ドイツの心理学者,教育学者
1915年没

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