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モリネ モリネ Molinet, Jean

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モリネ
モリネ
Molinet, Jean

[生]1435
[没]1507.8.23. バランシエンヌ
フランス年代記作者,詩人。ブルゴーニュ宮廷に仕え,シャルル (豪胆公) の年代記作者となり,シャストラン跡を継ぐ一方,大押韻派の代表的理論家として曲芸的な技巧を誇る詩作品を残した。作品には,『修辞法』 Art de rhétorique (1493) ,『当代の驚くべき事件』 Merveilleuses Avenues en notre Temps (1510) など。

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世界大百科事典 第2版の解説

モリネ【Jean Molinet】

1435‐1507
フランスの詩人。ブルゴーニュ公国の年代記編纂官。フランドルの出身で,パリ大学で学士になったあと,ピカルディー系のルモアーヌ学寮で秘書を務めながら,頌詞を作ってブルゴーニュ公に近づき,やがてG.シャトランの後を襲って公国の年代記編纂官となる。1477年の公国消滅後は,公の息女マリーの夫,マクシミリアン大公の下で職務を続ける一方,妻を失ってからは聖職禄にもあずかり,詩作にいそしむ。詩人モリネは,〈大押韻派〉ないしは〈大修辞家〉と,誤って名づけられている宮廷詩人群の代表格と目され,自分が出仕する宮廷の文化的優位を誇示する演出家としての役割を担い,比類なき超越的技巧を駆使して詩をものし,後続の詩人たちの目標となった。

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