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モワット モワット Mowat, Oliver

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モワット
モワット
Mowat, Oliver

[生]1820. アッパーカナダキングストン
[没]1903.4.19. トロント
カナダの政治家。オンタリオ州首相 (在任 1872~96) 。弁護士を経て,1857年自由党選出の連合カナダ植民地議会議員となり政界に入る。 64年のケベック会議に参加するが,その直後アッパーカナダの副大法官に任命されて,一時政治から遠ざかった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モワット
もわっと
Farley McGill Mowat
(1921― )

カナダの博物学者であり作家。オンタリオ州ベルビル生まれ。第二次世界大戦にカナダ陸軍大尉として従軍、その後作家となる。小さなときから親しんできたカナダ極北地方を舞台に、厳しい自然とともに誇り高く生きる人々を主人公とした冒険物語や、ユーモアペーソスあふれる動物物語などを数多く発表している。極北の地バレンランドに閉じ込められたジャミーとアワジンが、大自然の過酷な厳しさと闘い脱出するまでを描いた冒険物語『ジャミーとアワジンのバレンランド脱出作戦』(1956。『荒野の二少年』という邦題もある)でカナダ総督賞(児童文学部門)、アンデルセン佳作賞を受け、児童文学作家としての地位を確立した。続編にやはり極北の地でさまざまな困難に遭遇しながら秘宝発掘に成功する物語『バイキング墓の宝』(1966)がある。大人向けの作品では『犬になりたくなかった犬』(1957)が有名。4セントで買われた雑種犬マットの、犬となってしまってはつまらないとばかり引き起こす悲喜劇がおかしい。またこの話にはカナダの広大な大自然のなかでの著者自身の子供時代が描き込まれていて、時代背景も含め興味深い。『ぼくとくらしたフクロウたち』(1961。『ぼくのペットはフクロウ』という邦題もある)も著者の少年時代を下敷きとした児童文学作品。利口で勇敢なクフロと臆病で甘ったれのメソ、2羽のフクロウたちと飼い主の少年との出会いから別れまでの愉快な事件や心の通いあいが描かれている。[佐藤凉子]
『久米穣訳『ジャミーとアワジンのバレンランド脱出作戦』(1974・評論社) ▽久米穣訳『バイキング墓の宝』(1976・評論社) ▽小原秀雄ほか訳『オオカミよ、なげくな』(1977・紀伊國屋書店) ▽稲垣明子訳『ぼくとくらしたフクロウたち』(1983・評論社) ▽角邦雄訳『犬になりたくなかった犬』(文春文庫) ▽磯村愛子訳『船になりたくなかった船』(文春文庫)』

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