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モンツァ Monza

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モンツァ
Monza

イタリア北部,ロンバルディア州ミラノ県にある都市。ポー川の支流ランブロ川に沿い,ミラノの北東郊外 15kmにある衛星都市。モディチアという村であったが,6世紀にランゴバルドの女王テオデリンダがそこに居城と修道院を建ててから発達し,ミラノに対し服従と独立を繰返した。大聖堂 (6~11世紀) には,カルル1世 (大帝) や歴代の神聖ローマ皇帝,さらにはナポレオン1世の戴冠式 (1804) に用いられたロンバルディアの鉄製王冠 (キリストの十字架の釘の一つが鋳造に混ぜられたとされる) が納められている。現在はミラノ大都市圏の一部をなす工業都市で,特に帽子,織物,敷物の製造が盛ん。市内には美しい離宮と公園がある。世界一高速が出る構造とされる自動車レース場も有名。人口 12万2712(2011推計)。

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デジタル大辞泉の解説

モンツァ(Monza)

イタリア北部、ロンバルディア州の工業都市。ミラノの北東約15キロメートル、ランブロ川沿いに位置する。6世紀末にランゴバルド王国の女王テウデリンデが現在のモンツァ大聖堂を創建し、王国の中心として栄えた。F1をはじめとする国際的な自動車レースの開催地として知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モンツァ
もんつぁ
Monza

イタリア北西部、ロンバルディア州ミラノ県の都市。人口11万7068(2001国勢調査速報値)。ミラノの北東15キロメートル、ランブロ川沿いの標高162メートルに位置する工業都市。18世紀にはすでに繊維工業が盛んであったが、20世紀に入るとそれに加えて機械、化学、食品、出版、製紙など多方面の工業活動が展開されるようになった。もとはガリア人、ついでローマ人の小集落にすぎなかったが、6世紀にランゴバルドの女王(バイエルン公女)テウデリンデTheudelinde(?―625ころ)が洗礼者ヨハネに捧(ささ)げるべく大聖堂を建てたのを機に大きく発達した。その大聖堂は、キリストの十字架の釘(くぎ)を一部に使ってつくられたといわれる鉄の王冠を所蔵することで知られる。国際的な自動車レースの開催地としても有名。[堺 憲一]

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