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モール塩 モールえん Mohr’s salt

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世界大百科事典 第2版の解説

モールえん【モール塩 Mohr’s salt】

化学式(NH4)2Fe(SO4)2・6H2O。化学名は硫酸鉄(II)アンモニウム6水和物。硫酸鉄(II) FeSO4と硫酸アンモニウム(NH4)2SO4との複塩で,タットン塩と総称される複塩(一般式(NH4)2SO4・MgSO4・6H2O)と同形の結晶である。淡緑色の結晶。単斜晶系,格子定数a=9.28Å,b=12.58Å,c=6.22Å,β=106゜50′。比重=1.864(20℃)。単塩であるFeSO4・7H2Oに比べて空気中で安定で,鉄(II)イオンが酸化されにくく,また風解しない。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モール塩
モールえん

硫酸第一鉄アンモニウム」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モール塩
もーるえん
Mohr's salt

硫酸鉄()アンモニウム六水和物(NH4)2Fe(SO4)26H2Oの通称。ドイツのモールKarl Friedrich Mohr(1806―1879)にちなんだものでモーア塩ともいう。ミョウバン、タットン塩とともに複塩の代表的な例とされている。ただし実際の構造は[Fe(H2O)6]SO4(NH4)2SO4のような鉄()錯塩の複塩である。空気中で風解せず、ほかの鉄()塩と比べて空気中で酸化されにくいので、分析化学で鉄()の標準溶液をつくるのに用いられる。[中原勝儼]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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