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ヨッフム

百科事典マイペディアの解説

ヨッフム

ドイツの指揮者。バイエルン州バーベンハウゼンに生まれ,アウクスブルクミュンヘンで音楽を学ぶ。1926年ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団を振ってコンサート指揮者としてデビュー。以後,マンハイム歌劇場,ベルリン市立歌劇場,ハンブルク国立歌劇場などの指揮者・音楽監督を歴任。1949年バイエルン放送交響楽団の創設に尽力しその首席指揮者を1961年まで務め,同楽団をドイツ有数の名門に育て上げた。1961年−1964年アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団,1971年−1979年バンベルク交響楽団の首席常任指揮者を務めたほか,ヨーロッパ各地の管弦楽団,歌劇場に客演。J.S.バッハからブルックナーに至るドイツ,オーストリアの音楽に重厚な名演を聴かせた。1960年初来日。→クベリーク

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世界大百科事典 第2版の解説

ヨッフム【Eugen Jochum】

1902‐87
ドイツの指揮者。アウクスブルクおよびミュンヘンで音楽教育を受け,1926年指揮者としてデビュー。各地の歌劇場の指揮者を務めたのち,32年ベルリン放送交響楽団および市立歌劇場の指揮者。34年ハンブルク国立歌劇場音楽総監督,およびハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者。49年ミュンヘンのバイエルン放送の音楽監督となり,バイエルン放送交響楽団の創設に尽力,同指揮者を務めた。61‐64年アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したほか,各地で客演をしている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヨッフム
よっふむ
Eugen Jochum
(1902―1987)

ドイツの指揮者。バイエルンのバーベンハウゼン生まれ。ミュンヘン音楽大学で作曲を学んだのち、歌劇場の練習指揮者を務め、1926年ミュンヘンでデビュー。キール、マンハイム、デュースブルク、ベルリン市立の各歌劇場を経て、34年から49年までハンブルク国立歌劇場音楽監督。49年バイエルン放送交響楽団を設立、その初代音楽監督を務め、一流の楽団に育て上げた。60年(昭和35)初来日。60~64年アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団指揮者、71年からバンベルク交響楽団常任指揮者。ドイツ音楽の伝統に根ざした構成的な演奏を得意とし、とくにブルックナー、ブラームスで独自の境地をみせた。ミュンヘンに没。[岩井宏之]

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