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ララミー造山運動 ララミーぞうざんうんどうLaramide orogeny

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ララミー造山運動
ララミーぞうざんうんどう
Laramide orogeny

北アメリカのロッキー山脈に模式的にみられる中生代末から新生代前期にかけての地殻変動。ロッキー山脈は白亜紀後期から古第三紀にかけて,褶曲衝上断層花崗岩などの貫入を伴った造山運動が起こり,山脈がしだいに高くなった。この造山運動はそれほど激しくはなかったが,アラスカ,カナダを経て,メキシコに達している。ララミー造山運動はララミー変動,ララミー変革とも呼ばれ,ヨーロッパのアルプス造山運動の一時階を示すものとみられている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ララミー造山運動
ららみーぞうざんうんどう

北アメリカのロッキー山脈東部に顕著におこった変形や火成活動。ララミー変動ともいう。その主要時期は中生代の後期白亜紀から新生代の古第三紀暁新世である。北はカナディアン・ロッキーズから南はメキシコに至る長大な地域に認められる。大規模逆転層、褶曲(しゅうきょく)、衝上断層、花崗(かこう)岩バソリス(地表面積100平方キロメートル以上の岩体)などの火成活動がそのおもな産物であるが、場所によってこれらの発達状況が異なる。アメリカのワイオミング州ララミー山脈からコロラド州デンバー西のフロント山脈の地域においては大規模逆転層が卓越し、これらの逆転層によって先カンブリア時代の基盤が各所で上昇して山脈を形成している。大きな逆転層では5キロメートル余りも上昇した。[吉田鎮男]

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