デジタル大辞泉
「ラリッサ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ラリッサ
Lárissa
ギリシア中部,同名県の県都。人口12万6076(2001)。ピニオス川の右岸に位置し,旧石器時代から人が住んでいて,その住居址が発見されている。古代にはアレウアス家(アレウアダイ)の支配のもとに栄え,詩人のピンダロスが招聘されて住み,医学者ヒッポクラテスはここで死んでいる。考古学博物館は青銅器時代のメンヒルや古典期の神殿の遺跡,彫刻,墓碑などを擁している。また,この町は家々の屋根にコウノトリが巣を作っていることでも有名。
執筆者:池澤 夏樹
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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