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ルジチカ Ružička, Leopold Stephen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルジチカ
Ružička, Leopold Stephen

[生]1887.9.13. ブコバール
[没]1976.9.26.
クロアチア生れのスイスの有機化学者。カルルスルーエ工科大学で H.シュタウディンガーのもとで学び,チューリヒのスイス連邦工科大学講師になるとともにスイスに帰化。ユトレヒト大学有機化学教授 (1926) を経て,スイス連邦工科大学化学教授 (29) 。ポリメチレン類および高級テルペン類に関する研究で知られ,ムスコンおよびチベトンなど環状ケトン類の構造を明らかにした。またテストステロンなど男性ホルモンの構造決定および合成にも成功。高級テルペンの炭素骨格はいくつかのイソプレン単位から成るというイソプレン則を提唱した。 1939年ノーベル化学賞を受賞した。

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百科事典マイペディアの解説

ルジチカ

クロアチア生れのスイスの有機化学者。シュタウディンガーに学ぶ。ユトレヒト大学教授を経て1929年チューリヒ工科大学教授。テルペン,サポニン,ステロイドに関する研究を行い,1934年コレステロール,アンドロステロンを合成,1935年テストステロンを発見,合成した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルジチカ【Leopold Stephen Ružička】

1887‐1976
スイスの有機化学者。ユーゴスラビア生れ。カールスルーエ工科大学を卒業後,H.シュタウディンガーの助手となり,1917年ともにスイスに行き市民権を得た。ユトレヒト大学,チューリヒ工科大学の教授を歴任。テルペン類,サポニン類,ステリン類に関して数多くの業績を残した。例えば,麝香(じやこう)の香気成分シベトンムスコンの構造決定を行い,その合成研究の間に炭素の多い環状ケトンを合成する方法を開発し,コレステリンから男性ホルモン〈アンドロステロン〉や,〈テストステロン〉を合成して構造を確定したことなどがある。

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大辞林 第三版の解説

ルジチカ【Leopold Ružička】

1887~1976) クロアチア生まれのスイスの化学者。男性ホルモンのアンドロステロンやテストステロンを合成。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルジチカ
るじちか

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