日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムスコン」の意味・わかりやすい解説 ムスコンむすこんmuscone じゃ香の香気をもつ無色で粘性のある油状液体。天然じゃ香の香気の本体として0.5~2%含まれる。アルコールに溶けるが、水には難溶。調合香料の製造に際して香料の保留力が著しく、高級香料の変調剤、保留剤として使われる。[編集部][参照項目] | じゃ香 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムスコン」の意味・わかりやすい解説 ムスコンmuscone 油状の液体。ジャコウジカの雄のじゃ香腺より分泌されるじゃ香成分。沸点 328℃,左旋性。香料原料として用いられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報