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ルフェーブル Lefebvre, Georges

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルフェーブル
Lefebvre, Georges

[生]1874.8.6. ノール,リール
[没]1959.8.28. オードセーヌ,ブーローニュビヤンクール
フランスの歴史家。フランドル,パリで教鞭をとるかたわら革命史研究に従事,1924年学位論文フランス革命下のノール県の農民』 Les Paysans du Nord pendant la Révolution françaiseを発表。クレルモンフェラン (1924) ,ストラスブール (28) 両大学を経て 35~45年パリ大学教授。 32年「ロベスピエール研究会」の会長。主著に『フランス革命史』 La Révolution française (30) ,『89年』 Quatre-vingt-neuf (39) ,『フランス革命の研究』 Études sur la révolution française (54) があり,複合革命論を展開した。

ルフェーブル
Lefebvre, Henri

[生]1905.6.16. ランド,アジェモー
[没]1991.6.28. ポー
フランスの哲学者。パリ大学で哲学を修め,1930年代にマルクス主義者となり反ファシズム運動に参加。第2次世界大戦後,国立科学研究所研究員 (1949~61) ,ストラスブール大学社会学教授 (1961~65) ,パリ大学教授 (1965~73) を歴任した。デカルトやディドロの研究もあるが,本領はマルクス主義哲学の研究にあり,思想史ばかりでなく美学,社会学の分野でも健筆をふるっている。主著『弁証法的唯物論』 Le Matérialisme dialectique (1939) ,『カール・マルクスの思想』 La Pensée de Karl Marx (1947) ,『日常生活批判』 Critique de la vie quotidienne (1958) ,『総和と余剰』 La Somme et le Reste (1959) ,『コミューン史』 La Proclamation de la Commune (1965) ,『言語と社会』 Le Langage et la société (1966) 。

ルフェーブル
Lefèvre, Frédéric

[生]1889
[没]1949
フランスの評論家,ジャーナリスト。 1922年以後『ヌーベル・リテレール』誌の編集長として活躍。同誌に連載した『一時間対談』 Une heure avec (7巻,1924~33) のほか,『ポール・バレリーと語る』 Entretiens avec Paul Valéry (26) など。

ルフェーブル
Lefèvre (Le Fèvre), Jean

[生]1396頃.アブビル
[没]1468. ブリュージュ
フランスの年代記作者,紋章学者。サン・レミの領主で,ブルゴーニュ公フィリップのもとで「金羊毛騎士団」の長をつとめ,のちに公の顧問官となり,各地で対外交渉にあたった。「金羊毛騎士団」の創設に関する記録を中心とした 1408~36年の『年代記』 Chroniqueを著わした。

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デジタル大辞泉の解説

ルフェーブル(Georges Lefebvre)

[1874~1959]フランスの歴史学者。フランス革命の社会経済史的側面を実証的に研究し、多くの業績を残した。著「フランス革命」「革命的群衆」など。

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百科事典マイペディアの解説

ルフェーブル

フランスの歴史家。パリ大学教授。ジョレスマティエの伝統を継ぎ社会史的側面からフランス革命を研究,革命の社会経済的基盤を長年の史料研究によって明らかにした。また《フランス革命史年報》責任編集者として次代の研究者に絶大な影響を与えた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルフェーブル【Georges Lefebvre】

1874‐1959
フランスの歴史家。20世紀におけるフランス革命史研究を代表する。ベルギー国境に近いリールで,商店の雇員の家に生まれ,給費生として同地の大学を出たあと,リセ(高等中学)の教師をしながら研究を続けた。ジョレスの影響を受けて,フランス革命の社会経済的基礎を明らかにするため,故郷ノール県の農業・土地問題と農民運動とに関する史料研究を20余年も続け,1924年に学位論文《フランス革命期におけるノール県の農民》を発表して学界を驚かせた。

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大辞林 第三版の解説

ルフェーブル【Lefebvre】

〔Georges L.〕 (1874~1959) フランスの歴史学者。フランス革命の社会経済的基礎を明らかにし、民衆運動の研究を行なった。著「革命的群衆」など。
〔Henri L.〕 (1901~1991) フランスのマルクス主義哲学者。疎外論とヒューマニズムの哲学を主張し、現代日常生活の批判的研究、都市論で開拓的業績をあげる。著「総和と余剰」「日常生活批判」など。

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