20世紀日本人名事典 「高橋幸八郎」の解説
高橋 幸八郎
タカハシ コウハチロウ
昭和期の経済史学者 創価大学経済学部教授;東京大学名誉教授。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
昭和期の経済史学者 創価大学経済学部教授;東京大学名誉教授。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
経済史学者。福井県鯖江(さばえ)市に生まれる。1935年(昭和10)東京帝国大学文学部西洋史学科を卒業、京城帝国大学法文学部助教授を経たあと、東京大学社会科学研究所、早稲田(わせだ)大学、創価大学の教授を歴任。著書『近代社会成立史論』(1947・日本評論社)、『市民革命の構造』(1950・御茶の水書房)で、日本におけるフランス近代経済史の研究史に一つの画期をもたらした。いわゆる大塚史学の方法に依拠し、フランス革命によって創出された独立自営農民がフランス資本主義発達の基柢(きてい)にあることを明確にするとともに、M・ドッブとP・M・スウィージーの「封建制から資本主義への移行」論争に参加し、小商品生産者の歴史的意義を強調した。フランス語の論文もあり、『Du féodalisme au capitalisme : problèmes de la transition』(1982, Société des Etudes Robespierristes, Paris)にまとめられている。フランス政府よりパルム・アカデミック勲章(オフィシェ)を授与されたほか、国際歴史学委員会本部事務局理事を三期務め、国際交流に尽力した。
[遠藤輝明]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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