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ルブラン法 ルブランホウ

4件 の用語解説(ルブラン法の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ルブラン‐ほう〔‐ハフ〕【ルブラン法】

1790年にN=ルブランが発明したソーダ炭酸ナトリウム)の工業的製法。食塩と硫酸から硫酸ナトリウムを作り、石灰石コークスとともに加熱して炭酸ナトリウムを得るもの。ソルベー法が現れるまで盛んに用いられた。

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百科事典マイペディアの解説

ルブラン法【ルブランほう】

ルブラン・ソーダ法とも。かつて行われていた炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)の工業的製造法。食塩と硫酸からボウ硝(硫酸ナトリウム)をつくり,これを石灰石および石炭と高温に熱してできた黒灰から水で炭酸ナトリウムを抽出する。
→関連項目ガラスソーダ工業ルブラン

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大辞林 第三版の解説

ルブランほう【ルブラン法】

ルブランが一八世紀末に発明した炭酸ナトリウムの最初の工業的製法。塩化ナトリウム(食塩)と硫酸とから硫酸ナトリウムを高温でつくり、反射炉中でこれに炭素・石灰石を反応させて得る。一九世紀中頃盛んに行われた。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルブラン法
るぶらんほう
Leblanc process

食塩からソーダ灰無水炭酸ナトリウム)を製造する方法。1789年フランスルブランによって発明され、ルブランソーダ法ともいう。工業化されたのは、1823年イギリスにおいてである。まず食塩と硫酸を反応させて硫酸ナトリウム(ルブラン芒硝(ぼうしょう))をつくり、これに石灰石とコークスを混ぜて高温で反応させて得られる生成分(黒灰(くろばい))を精製してソーダ灰を得る。この方法は高温で腐食の激しい反応でコスト高となるため、のちに開発されたアンモニアソーダ法にとってかわられた。[塩川二朗]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のルブラン法の言及

【ソーダ工業】より

… 歴史的には,最初,ソーダは天然ソーダまたは木灰から供給されていた。しかし18世紀に入り,ヨーロッパにおいてセッケンその他の化学工業が発達するにしたがってソーダ需要が拡大するなかで不足をきたし,1791年フランスのN.ルブランが食塩からソーダ灰をつくる方法(ルブラン法)を発明し工業化に成功した。また1861年には品質面,コスト面で優れるアンモニアソーダ法(ソルベー法)がベルギーのE.ソルベーによって発明され,さらに90年にはドイツで塩水の電気分解(食塩電解)により,苛性ソーダ,塩素および水素を製造する電解法が工業化された。…

【炭酸ナトリウム】より

…塩安ソーダ法はアンモニアソーダ法の合理的改良法である。(a)ルブラン・ソーダ法(ルブラン法)Leblanc soda process 1778年フランスのN.ルブランの発明が,1823年にイギリスで工業化され,ソルベー法の興隆までの約100年間は本法の全盛時代であったが,現在は工業的には消滅した。次の反応群で構成されるプロセスである。…

※「ルブラン法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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