レウキッポス(英語表記)Leukippos

百科事典マイペディアの解説

レウキッポス

前5世紀後半の古代ギリシアの哲学者。エレアゼノンに学んだのち,古代原子論を創始。エレア学派の一なる〈存在〉をアトモン(アトム,原子)に置き換え,その離合集散によって一切の生成消滅を説明しようとした。この見解を体系化したのが弟子のデモクリトス

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世界大百科事典 第2版の解説

レウキッポス【Leukippos】

前5世紀後半に活躍したギリシア哲学者。生没年不詳。ミレトス生れとも,エレア生れとも言われている。初めエレアのゼノンの弟子としてエレア学派から出発したが,後に同派を真っ向から批判する原子論を提唱したことで知られる。エレア学派は万有が〈一〉であり,それは生成消滅も運動もしないと考えたが,彼は史上初めて永遠に運動する無限の要素が存在し,その離合集散によって生成消滅や運動が起こるとして,その要素に〈原子〉(アトム)という名を与えた。

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大辞林 第三版の解説

レウキッポス【Leukippos】

古代ギリシャの哲学者。紀元前五世紀頃の人。原子論の創始者。デモクリトスの師。著「大世界大系」「精神について」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レウキッポス
れうきっぽす
Leukippos
(前470ころ―?)

古代ギリシアの哲学者。小アジアのイオニア地方の町ミレトスに生まれる(ほかにアブデラ説、エレア説もある)。原子論の創始者。万物のもとのもの(アルケー)を極微なアトムであるとし、エレア学派がト・エオン(真実在)に付与した不生・不滅・不変といった特徴をこのアトムに譲渡したが、反面、エレア学派に逆らって、アトムを数において無限であると考え、これらは空虚のなかを運動しており、その離合集散によって万物が生成したり消滅したりすると説いている。デモクリトスは彼の弟子とされるが、両者の所説は区別しがたく、レウキッポスの生存そのものを否定した人もいる。[鈴木幹也]

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精選版 日本国語大辞典の解説

レウキッポス

(Leukippos) 紀元前五世紀頃のギリシアの哲学者。原子論を唱えた。その説は弟子デモクリトスが体系化した。生没年未詳。

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