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レクサム Wrexham

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レクサム
Wrexham

イギリスウェールズ北東部,レクサムの行政府所在地。ウェールズ語では Wrecsam。チェスターの南南西約 20kmに位置する。19世紀以降北ウェールズ炭田の開発に伴い発展し,鉄鋼,皮革,醸造などの工業が盛んになった。今日は石炭の枯渇に伴い,自動車部品,医薬品,食品加工,化学製品などの多様な工業に転換している。ウェールズ北東部の工業および商業中心地。町には 15世紀の聖堂や,アメリカ合衆国を代表する名門校エール大学の創設に貢献したエリフ・エールの墓がある。教員養成大学,工科大学をもち,ローマ・カトリックの司教座が置かれている。人口 4万2576(2001)。

レクサム
Wrexham

イギリスウェールズ北東部の単一自治体(ユニタリー unitary authority)。行政府所在地レクサム。ウェールズ語では Wrecsam。イングランドと境を接する。東部の低地に人口の大半が暮らし,北西および南西部には山岳地帯が広がる。大部分は旧デンビシャー県に,南東部は旧フリントシャー県に属する。1974年の自治体再編でクルイド県の一部となり,1996年に単一自治体となった。人口はレクサムに集中する。かつては製鉄業が盛んで,18世紀後半は産業革命の先進地。19世紀に入ると石炭の採掘により周辺地域が急速に工業化し,北ウェールズの採炭業の中心地となった。20世紀末までに採炭業と重工業はほぼ衰退したが,自動車部品や梱包材料,製薬,電子機器,光ファイバなど新産業への移行が進んだ。南東部の農村地帯では穀物栽培などの農業が行なわれる。西部の山岳地帯では畜産のほか,観光業も重要。面積 504km2。人口 13万200(2005推計)。

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