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レシステンシア Resistencia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レシステンシア
Resistencia

アルゼンチン北部,チャコ州の州都。ブエノスアイレスの北約 800km,パラナ川西岸に近く,同川に注ぐバランケラス川の最下流部にのぞむ。 17世紀なかばにイエズス会の伝道所が建設されたことに始る。現在グランチャコと呼ばれる大平原地帯の最大の都市で,商工業中心地としてチャコに産する綿花,ケブラチョ (タンニンの原木) ,肉牛,鉛鉱石などを集散し,市内にはタンニン抽出工場をはじめ,繰綿,なめし皮,鉛精錬,製材,食肉などの工場がある。ブエノスアイレスと鉄道,道路で結ばれ,チャコ横断鉄道の起点となっている。パラナ川の対岸にはコリエンテスがあり,道路橋で結ばれる。人口 22万 104 (1980) 。

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デジタル大辞泉の解説

レシステンシア(Resistencia)

アルゼンチン北東部、チャコ州の都市。同州の州都。パラナ川に面し、対岸のコリエンテス州の州都コリエンテスとヘネラルベルグラーノ橋で結ばれる。17世紀半ばにイエズス会が伝道所を開いたが、先住民の抵抗が強く、長らく開発が進まなかった。18世紀後半よりイタリア系移民が入植し、周辺を含め開拓が進んだ。河港を有し、周辺で産する綿花の積出港になっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レシステンシア
れしすてんしあ
Resistencia

アルゼンチン北部、チャコ州の州都。パラナ川右岸の河港都市で、対岸にコリエンテスがある。人口39万9000(2002推計)。植民地時代も独立以降も辺境で、先住民勢力が強いため開発が遅れていた。しかし、19世紀末の先住民征圧後、北東部フロンティアの開発基地として、行政、経済の中心地となり、綿花ブームにより開発が進んだ。綿花、ケブラチョ、家畜の集散地である。市名は「抵抗」を意味する。[今井圭子]

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