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レントラー Ländler

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レントラー
Ländler

ドイツのバイエルンオーストリアのアルプス地方の舞踊および舞曲。名称はリンツ近郊の地名 Ländlに由来するとも,田舎風の踊りを意味する Ländlicher Tanzに由来するともいわれる。4分の3または8分の3拍子でゆるやかな旋回を伴い,ゆっくりしたワルツに近い。各部が8小節の2部分から成り,部分ごとに何回か繰返される。ドナウ川の遊覧船の音楽家たちが演奏して,ウィーンで流行した。モーツァルトの『6つのレントラー』や,ベートーベンの『11のメードリング舞曲』などにみられる。 19世紀なかば頃からワルツが盛んになるにつれて衰退した。

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デジタル大辞泉の解説

レントラー(〈ドイツ〉Ländler)

オーストリア・ドイツの舞踊および舞曲。ゆるやかな3拍子で、ワルツ前身とされる。

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デジタル大辞泉プラスの解説

レントラー

ゲームソフト、アニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター。がんこうポケモン、「でんき」タイプ、高さ1.4m、重さ42.0kg。特性は「とうそうしん」「いかく」、かくれ特性は「こんじょう」。進化前は「ルクシオ」。

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大辞林 第三版の解説

レントラー【Ländler】

一九世紀前半にオーストリア・バイエルン・ベーメン地方で流行したゆるやかな三拍子の舞踏。また、その曲。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レントラー
れんとらー
Lndlerドイツ語

舞曲の名称。オーストリアおよび南ドイツで、18世紀末から19世紀にかけて愛好された。このことばは「田舎(いなか)踊り」といった意味だが、事実、もともとは民衆によって踊られた土着のものであった。3/4拍子の比較的ゆったりとしたテンポで、19世紀にウィーンの宮廷およびその周辺で爆発的に流行したワルツの先駆としても重要な存在である。大作曲家の例としては、やはりウィーンを中心に活動した人の作品が多く、モーツァルト(K606)、ベートーベン(六つのレントラー。1802)などのほか、シューベルトも数多く書いている。[大崎滋生]

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世界大百科事典内のレントラーの言及

【社交ダンス】より

…宮廷では,ゆったりとした音楽による,踊りの規則のやかましいものへと変化して,優雅なメヌエット,ガボット,カドリーユなどが生まれた。フランス革命後,宮廷での儀式的なものより庶民的な踊りが好まれるようになり,古くからオーストリアの山岳地方で行われていた舞踊レントラーLändlerがしだいにワルツに発展,ウィーンを中心にヨーロッパ全域へと爆発的な流行をもたらした。ワルツ王J.シュトラウスは,〈ウィンナ・ワルツ〉の名曲を数多く作ったが,男女が一対に組んで旋回をともないながら滑るように踊るワルツのステップに,今日の社交ダンスの起源をみることができる。…

【舞曲】より

…古典派の時代に入ると,メヌエットは実際に踊られるだけではなく,純器楽曲として交響曲や弦楽四重奏曲やソナタの中に挿入され,重視されるようになったが,他の宮廷舞曲は急速に衰微していった。18世紀末,ウィーンを中心にワルツ,ワルツより遅いレントラーや2拍子系で比較的速いエコセーズが流行する。なかでもワルツが一世を風靡し,以来J.シュトラウス父子の時代まで全盛を誇るが,ワルツは庶民の間まで深く浸透していた。…

【ワルツ】より

…ドイツ語のwalzen(旋回する)が語源とされ,抱き合った男女の1対が足を滑らせるようなステップで旋回し,同時にフロアを円形に回るのが特徴である。類似した舞曲は古くから認められるが,直接の前身はオーストリアの農民舞曲レントラーLändlerと考えられる。 ウィーンで18世紀末にワルツが宮廷舞踊にとってかわった事実は,パートナーが直接抱き合うという民衆性とともに,舞踊史上象徴的な意味をもつ。…

※「レントラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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