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ロケット砲 ロケットほうrocket gun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロケット砲
ロケットほう
rocket gun

噴射推進装置をもった火砲。発射装置が簡易で軽いため,人力で運搬が可能。多量の弾丸を短時間で集中的に使用する場合や,ゲリラの奇襲攻撃用として使用される。誘導と無誘導があるが,後者の場合は命中精度が落ち,弾道修正もむずかしい。ロケット砲の代表例としては,旧ソ連のカチューシャアメリカバズーカ砲がある。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ロケット砲

先端部に装着した弾頭を発射させる筒状の武器。携行型のものは肩に担いで使うタイプが一般的で、通常は数百メートルの射程を持ち、装甲車ヘリコプターなどを攻撃できる。小型で軽く、比較的扱いやすいため、世界中の紛争地で使われている。

(2012-06-29 朝日新聞 朝刊 1社会)

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デジタル大辞泉の解説

ロケット‐ほう〔‐ハウ〕【ロケット砲】

ロケット弾を発射する火器。

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百科事典マイペディアの解説

ロケット砲【ロケットほう】

弾丸自体が火薬により噴進するロケット弾の発射装置。第2次大戦でドイツのRS132,ソ連のカチューシャ砲などが出現,今日では主要火力の一つである。軽量簡易で小兵力にも多数装備でき,短時間に砲列を敷いて連続集中射撃が可能などの諸特徴は,命中精度が低い欠点を十分に補う。
→関連項目対戦車砲対潜哨戒機大砲

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大辞林 第三版の解説

ロケットほう【ロケット砲】

ロケット弾を発射する兵器の通称。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロケット砲
ろけっとほう
artillery rocket

無誘導で飛翔体を発射する火器。ロケット砲は誘導ミサイルや火砲に比べて一般的に命中精度が劣るが、車両に多連装搭載が可能なため機動性が高く、目標に対して短時間かつ広範囲に多量の弾薬を集中することができる。推進手段には液体ロケットモーターと固体ロケットモーターがあるが、即応性、量産性、取扱い性などの観点から通常固体ロケットモーターが使用されている。また、ロケット砲には、延伸機能のないフリーロケットと、弾底に内蔵されたロケットモーターより射程を延伸する噴進弾(RAP=Rocket Assisted Projectile)がある。ロケット砲の代表例、多連装ロケットシステム(MLRS=Multiple Launch Rocket System)は、弾頭に知能化子弾を搭載して遠距離に分散した敵部隊を瞬時に制圧することができ、その最大射程は約30キロメートル以上といわれている。陸上自衛隊も1992年(平成4)からMLRSの導入に着手したが、M26ロケット弾(子弾644個内蔵)がクラスター爆弾禁止条約に抵触することから、その補完措置としてM31ロケット弾を導入した。[村井友秀]

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