ロリマー(英語表記)Lorimer, James

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロリマー」の意味・わかりやすい解説

ロリマー
Lorimer, James

[生]1818.11.4. スコットランド,アバダルギ
[没]1890.2.13. エディンバラ
イギリスの法学者。エディンバラ大学卒業後,一時弁護士として活躍したが,1862年エディンバラ大学教授となった。公法,自然法,国際法の権威で,当時イギリスで主流をなしていた実証主義,特にベンサム主義に反対して自然法を説き,国際法は自然法を国家間の関係に適用するものであると主張した。国際法学会創立者の一人。主著『法律原理』 The Institutes of Law (1872) ,『国際法原理』 The Institutes of the Law of Nations (2巻,83~84) 。

ロリマー
Lorimer, George Horace

[生]1867.10.6. ケンタッキールイビル
[没]1937.10.22. ペンシルバニア,ウィンコート
アメリカのジャーナリスト。 1899~1937年『サタデー・イブニング・ポスト』誌の編集長を務め,同誌の再建発展に尽力し,ドライサーや S.ルイスなど多くの作家に発表の場を与えた。著書に『自力で成功した商人から息子への手紙』 Letters from a Self-Made Merchant to His Son (1902) がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

367日誕生日大事典 「ロリマー」の解説

ロリマー

生年月日:1818年11月4日
イギリスの法学者
1890年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android