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ワタアブラムシ ワタアブラムシ Aphis gossypii

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ワタアブラムシ
ワタアブラムシ
Aphis gossypii

半翅目同翅亜目アブラムシ科。体長 1.5mm内外。体色は淡黄,黄緑,濃緑,黒色など変化に富む。触角は黒色で6節から成り,有翅胎生雌では第3節に4~8個の感覚板が1列に並ぶ。翅は透明。腹部両側にはそれぞれ4個の小黒色斑がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ワタアブラムシ【Aphis gossypii】

半翅目アブラムシ科の昆虫で,体長1~2mm,体色は黄緑色,暗青緑色,淡黄色と変化に富む。〈ワタのアブラムシ〉という意味の学名をもち,和名の由来もここにある。しかし寄主となる植物はワタのほか多岐にわたり,野菜,果物,花卉栽培における害虫として著名である。このように寄主範囲の広い種類はアブラムシ全体からみれば少数であるが,モモアカアブラムシジャガイモヒゲナガアブラムシ,ユキヤナギアブラムシなどのように,農作物の重要な害虫となっているものが多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ワタアブラムシ
わたあぶらむし / 綿
[学]Aphis gossypii

昆虫綱半翅(はんし)目同翅亜目アブラムシ科Aphididaeに属する昆虫。体長1.0~1.2ミリ。無翅胎生雌は黒色、黒褐色、青緑色、淡緑色、黄色と体色はさまざまで、光沢はない。触角は六節からなり、第三節はとくに長い。角状管は短円筒形で先端は細い。ムクゲ、ツルウメモドキの樹上で卵越冬し、春季からジャガイモ、ナス、キュウリ、ユリ、キクなどに寄生し、11月ごろにムクゲやワタ上で有性生殖をする。世界中に分布。園芸植物の大害虫で、コロニーは大きい。おもに地表近くの下葉の裏に寄生する。[林 正美]

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