一理(読み)イチリ

デジタル大辞泉 「一理」の意味・読み・例文・類語

いち‐り【一理】

一つ道理。一応の理屈。「先方の言い分にも一理ある」
[類語]一義

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精選版 日本国語大辞典 「一理」の意味・読み・例文・類語

いち‐り【一理】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。普遍的な同一の理法。また、一般に、同一の理。
    1. [初出の実例]「如来以一教、応一機、明一理、化一人」(出典法華義疏(7C前)方便品)
  3. ひとつの道理、理由。一応うなずける理由。
    1. [初出の実例]「毎年可沙汰之条、有一理歟之由意見了」(出典:東寺百合文書‐る・応永二九年(1422)五月二〇日・最勝光院方評定引付)
    2. 「先日我れがいやと申たは一理ある」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)四)
    3. [その他の文献]〔劉峻‐辨命論〕

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普及版 字通 「一理」の読み・字形・画数・意味

【一理】いちり

ひと理窟。

字通「一」の項目を見る

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