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七賢人物語(読み)しちけんじんものがたり

世界大百科事典 第2版の解説

しちけんじんものがたり【七賢人物語】

ヨーロッパ中世の枠物語の一つ。インド起源を説く学者もあるが,現存最古のものは8世紀のアラビア語作品である。インドの賢者シンディバッドに託された王子が,再婚した父王に呼び戻されることとなって,星占いをした賢者に,7日間絶対の沈黙を守らぬと命が危ないと告げられる。王宮に戻った王子は若い新女王に言い寄られ無言のままはねつける。これを恨んだ女王は王子が女王に乱暴を働こうとしたと王にざんげんし,王は王子を死刑に処することを命じるが,7人の賢者が次々と出て来て〈女性の言を盲信して誤まる権力者〉のたとえ話を物語る。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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