…【新城 常三】
[近世]
近世の飛脚については,まず幕府が宿駅制度の下で実施した公用の継飛脚があり,各宿に人足が置かれ,川留解除には最初に渡河した。各藩には江戸と大坂と各城下町を結ぶ飛脚があり,尾州,紀州,姫路,雲州などの七里飛脚が有名である。雲州の場合,士,士格,卒,軽輩と分けたうちで,御七里は百人者として最下級の軽輩に属した。…
※「七里飛脚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...