中国‐台湾間の直接的な通商,通航,通郵。1979年,中国は「台湾同胞に告げる書簡」で祖国の平和統一と三通,四流(学術,文化,体育,工芸の交流)を呼びかけ,将来の統一に向けた相互交流の進展と台湾資本の誘致を図った。これに対して台湾当局は,三不(さんふ)政策で応じたが,民間レベルでは香港や第三国経由で通商,交通,郵便が行われるようになった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
…中国,書名に通の字を持つ9種類の制度中心の百科全書集。唐の杜佑(とゆう)の《通典(つてん)》,宋の鄭樵の《通志》,元の馬端臨の《文献通考》は,性格は違うが歴代の制度沿革を知るに有用な書で三通と呼ばれてきた。清の乾隆帝は1747年(乾隆12),67年にそれぞれ〈皇朝〉と〈欽定続〉の名を冠した《文献通考》《通典》《通志》6種を勅撰,これらが一括して九通といわれるが,実録,会典などにくらべ,二次史料的でかつ膨大なため,あまり使われない。…
…博学をもってきこえた中国,南宋の鄭樵(ていしよう)(1104‐62)の著。後世,唐の杜佑(とゆう)の《通典(つてん)》,元の馬端臨の《文献通考》とあわせて〈三通〉とよばれ,政書に分類されることが多い。だがその総序で《史記》をほめ《漢書》をおとしめていることからも明らかなように,断代史ではない通史を著そうというのが鄭樵の目的であった。…
…ただし,礼門に全書の半ばを割き,そのうち〈開元礼〉に35巻を充当していて,社会経済史,法制史のみならず礼制史の研究に際しても便利な書物であり,とくに隋・唐時代にかかわる部分については最重要の文献である。正史の志の項目を通史的に総述した本書は,のちの鄭樵撰《通志》,馬端臨撰《文献通考》とともに〈三通〉とよばれる。【礪波 護】。…
…若干の誤脱はあるものの,全体としてきわめて優れたできばえである。《通典》,南宋の鄭樵(ていしよう)の《通志(つうし)》と併せて三通とされ,明の王圻(おうき)の《続文献通考》をはじめ清朝の《欽定続文献通考》《皇朝文献通考》などの継承書を生んだ。【浅見 直一郎】。…
※「三通」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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