三遊亭 円馬(初代)(読み)サンユウテイ エンバ

新撰 芸能人物事典 明治~平成「三遊亭 円馬(初代)」の解説

三遊亭 円馬(初代)
サンユウテイ エンバ


職業
落語家

本名
野末 亀吉

生年月日
文政11年

経歴
素人連の出で、翁家らん馬門で市馬と称したといわれるが、出自・前半生はつまびらかでない。文久・元治(1861〜65年)の頃、初代三遊亭円朝の一座がまだ人材不足であったため、請われて12歳も年下の円朝門下に加わり、三遊亭円馬と名乗る。人情噺にすぐれ、ものによっては師の円朝を凌駕するほどだったといわれる。円朝一門の四天王の一人といわれ、明治前半の三遊派の重鎮であった。晩年東両国駒止に住んだところから駒止の円馬と呼ばれる。

没年月日
明治13年 10月11日 (1880年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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