三遊亭小円遊(読み)サンユウテイ コエンユウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「三遊亭小円遊」の解説

三遊亭 小円遊(4代目)
サンユウテイ コエンユウ


職業
落語家

本名
関根 尚雄(セキネ ヒサオ)

生年月日
昭和12年 8月3日

出身地
群馬県

経歴
昭和30年三遊亭円遊の門下となり、33年二ツ目、43年真打ち昇進して4代目小円遊となった。42年から日本テレビ系「笑点」のレギュラーメンバーとして「チマタでは…」などのキザなセリフしぐさが売り物。とくに同じメンバー桂歌丸とは“敵役”として同番組の人気を二分していた。

没年月日
昭和55年 10月5日 (1980年)

伝記
正蔵師匠と私談志楽屋噺 林家 正楽 著立川 談志 著(発行元 一声社白夜書房 ’88’87発行)


三遊亭 小円遊(初代)
サンユウテイ コエンユウ


職業
落語家

本名
鳥羽 長助

別名
前名=三遊亭 遊林

生年月日
明治4年

経歴
東京・芝の料理屋、鳥長の息子。幼い頃から芸事を好み、14歳の頃に初代三遊亭円遊に入門、遊林。少年落語家として人気を得、明治28年小円遊と改名して真打ちに昇進。早くから師の後継者と目されたが、巡業先の尾道で急死した。

没年月日
明治35年 8月29日 (1902年)


三遊亭 小円遊(3代目)
サンユウテイ コエンユウ


職業
落語家

本名
斉藤 文太郎

別名
前名=三遊亭 円平

経歴
2代目蜃気楼龍玉の子。落語家となり、父の前名である円平を名乗った。大正10年代には3代目小円遊を襲名して睦会に属したが、北海道巡業中にチフスに罹り急死した。

没年月日
大正15年 2月16日 (1926年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「三遊亭小円遊」の解説

三遊亭 小円遊(4代目)
サンユウテイ コエンユウ

昭和期の落語家



生年
昭和12(1937)年8月3日

没年
昭和55(1980)年10月5日

出身地
群馬県

本名
関根 尚雄(セキネ ヒサオ)

経歴
昭和30年三遊亭円遊の門下となり、33年二つ目、43年真打ちに昇進して4代目小円遊となった。42年から日本テレビ系「笑点」のレギュラーメンバーとして「チマタでは…」などのキザなセリフやしぐさが売り物。とくに同じメンバーの桂歌丸とは“敵役”として同番組の人気を二分していた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三遊亭小円遊」の解説

三遊亭小円遊(4代) さんゆうてい-こえんゆう

1937-1980 昭和時代後期の落語家。
昭和12年8月3日生まれ。昭和30年4代三遊亭円遊に入門,金遊を名のり,43年4代小円遊を襲名して真打となる。テレビ「笑点」のレギュラーで,キザを売り物に人気があったが,酒で体調をくずし,昭和55年10月5日43歳で死去。群馬県出身。本名は関根尚雄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「三遊亭小円遊」の解説

三遊亭 小円遊(4代目) (さんゆうてい こえんゆう)

生年月日:1937年8月3日
昭和時代の落語家
1980年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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