日本歴史地名大系 「上戸村」の解説
上戸村
あがつとむら
- 長野県:伊那市
- 上戸村
天保四年(一八三三)の「箕輪記」付録に、「上戸も神戸にて上と神と同訓にて転し、また其訓を転してあがつとといふ、これみな神事より出たる名なり、尚深くたつぬへし」とある。また元文六年(一七四一)成立の「信州伊奈郡郷村鑑」には「
水の乏しい村で耕地の大部分は畑地で、水田は堤(溜池)によってわずかに営まれていた。明治五年(一八七二)、
上戸村
うわどむら
上戸村
わどむら
上戸村
うわどむら
鯖江街道に沿い、東は
天正五年(一五七七)柴田勝家は検地のうえ改めて大明神に神領を寄進するが(「丹生郡誌」所収勝家寄進状)、同年四月五日付寄進地目録(劔神社文書)によると上戸の九九・六五八石が大明神領になっている。
上戸村
じようごむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報