上野忠兵衛(読み)あがの ちゅうべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上野忠兵衛」の解説

上野忠兵衛(2代) あがの-ちゅうべえ

1615-1702 江戸時代前期の陶工
元和(げんな)元年生まれ。上野喜蔵(きぞう)の長男。寛永9年豊前(ぶぜん)小倉藩(福岡県)藩主細川忠利の移封(いほう)にしたがい,父とともに肥後(熊本県)八代郡(やつしろぐん)高田(こうだ)郷にうつり,開窯。製品は八代焼(高田焼)とよばれた。寛文9年父の跡をつぐ。元禄(げんろく)15年死去。88歳。号は宝盞

上野忠兵衛(3代) あがの-ちゅうべえ

?-? 江戸時代前期-中期の陶工。
2代上野忠兵衛の子。元禄(げんろく)15年(1702)肥後(熊本県)の八代(やつしろ)焼(高田(こうだ)焼)をつぐ。忠兵衛家は明治年間まで8代つづいた。号は一風

上野忠兵衛(初代) あがの-ちゅうべえ

上野喜蔵(あがの-きぞう)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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