日本歴史地名大系 「下弓田遺跡」の解説
下弓田遺跡
しもゆみたいせき
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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宮崎県串間市南方字狐塚にある縄文時代後期の遺跡。志布志湾に注ぐ福島川の河口付近に広がる砂丘地帯にある。1959年A,B2地点が調査され,B地点より本遺跡の主体となる市来式系土器群が出土した。層位は6層確認され,第2~第3層が安定した層位を示し,第2層を上層,第3層を中層,第4層以下を下層とした。出土した土器はいずれも貝殻条痕の施された土器であるが,下層の刺突文をおもに施し,口縁部が小さくくの字状に肥厚した土器を下弓田式,中層の口縁部がくの字状に幅広に肥厚し,貝殻腹縁による刺突文の盛行する土器を市来式,上層のくの字状口縁で肥厚せず,間隔の粗な貝殻腹縁による刺突文の施された土器を草野式として層位的に編年された。石器は両端打欠きの石錘が多量に出土し,河口部における網漁業の盛行が推定されている。A地点の住居址からは,製塩と関連ある布痕土器が出土している。
執筆者:木村 幾多郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...
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