中八木村(読み)なかやぎむら

日本歴史地名大系 「中八木村」の解説

中八木村
なかやぎむら

[現在地名]三原町八木養宜中やぎようぎなか

上八木村北西にある。北東部は山地、中央部を養宜川が北西流し、西部成相なりあい川が北流する。古くは小野佐おのさ村と称した(元禄郷帳)正保国絵図では小野佐村とあり、高一三〇石余。天保郷帳では中八木村とあり、高一三二石余。反別戸数取調書によると反別二五町八反余、高二六六石余、うち蔵入高七四石余・給知高一九二石余。


中八木村
なかやぎむら

[現在地名]八鹿町八木

上八木村の東、八木川の中流域に位置し、東は下八木村。八木川沿いに山陰道が横断する。集落は八木川の北岸に発達し、一連の街区を構成する上八木村・下八木村の集落と併せて戦国末期に八木城城下町として建設されたと考えられる。江戸時代を通じて幕府領(寛永一六年知高帳・宝暦七年但馬国高一紙、「但馬国高附郡訳手控」岡田家文書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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