日本歴史地名大系 「中原区」の解説 中原区なかはらく 神奈川県:川崎市中原区面積:一四・八一平方キロ川崎市のほぼ中央部を占め、北東は多摩川を境に東京都世田谷(せたがや)区・大田(おおた)区、北西は高津(たかつ)区・横浜市港北(こうほく)区、東は幸(さいわい)区に接する。多摩川に沿う沖積平野と北西の丘陵部とからなる。区域を北東から南西へ通る中原道は中世以来の古道で、上丸子日枝(かみまるこひえ)神社・大楽(だいらく)院・西明(さいみよう)寺・泉沢(せんたく)寺などの古社寺が道に沿って点在する。区名はこの中原道に由来する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中原区」の意味・わかりやすい解説 中原〔区〕なかはら 神奈川県北東部,川崎市中部の区。多摩川の沖積地上にある。 1972年区制。中心地の小杉町は江戸時代は中原街道の宿場町で,将軍の宿泊休憩所や代官陣屋がおかれた。第2次世界大戦中から電気機器,精密機械などの工場が進出。 1950年代初めから東京急行電鉄東横線沿いに住宅団地などが建設され,急速に都市化が進んだ。 JR南武線,国道 409号線が通る。面積 14.74km2。人口 26万3683(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by