中山平温泉(読み)なかやまだいらおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「中山平温泉」の意味・わかりやすい解説

中山平温泉
なかやまだいらおんせん

宮城県北西部、大崎市(おおさきし)鳴子温泉(なるこおんせん)にある温泉。荒雄(あらお)川の支流大谷(おおや)川に沿う。鳴子温泉郷の一つで星ノ湯ともいう。泉質硫黄泉酸性泉。付近には鳴子峡や熱帯植物園がある。川渡(かわたび)温泉、鬼首(おにこうべ)温泉とともに奥鳴子・川渡温泉郷として国民保養温泉地に指定されている。JR陸羽東線中山平温泉駅下車。国道47号も通じる。

[長谷川典夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中山平温泉」の意味・わかりやすい解説

中山平温泉
なかやまだいらおんせん

宮城県北西部,大崎市にある温泉。大柴山のふもとにある高原の湯で,玉造八湯なかで最も西にあり,鳴子温泉郷の一部をなす。泉質は単純泉,酸性泉。泉温 51~92℃。源泉の一つ,蛇ノ湯はヘビの毒にきくといわれる。湯治場の性格が強く,国民保養温泉地に指定。近くを JR陸羽東線,国道 47号線 (北羽前街道) が通る。栗駒国定公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android