ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中山彰規」の意味・わかりやすい解説
中山彰規
なかやまあきのり
[没]2025.3.9.
体操選手。1968年メキシコシティー・オリンピック競技大会,1972年ミュンヘン・オリンピック競技大会の両オリンピック競技大会(五輪)で計 6個の金を含む 10個のメダルを獲得した。
中京商業高等学校で本格的に体操競技に取り組み,中京大学を卒業。25歳で臨んだメキシコ五輪で団体総合,種目別つり輪,平行棒,鉄棒で金メダルに輝き,種目別ゆかでは銀,個人総合で銅を獲得した。鉄棒ではソビエト連邦のミハイル・ボローニンと金を分け合った。日本チームの主将として臨んだミュンヘン五輪では,堅実な演技でソ連を引き離し団体総合 4連覇に貢献,種目別つり輪で頂点に立ったほか,個人総合で 2大会連続の銅,種目別ゆかでも同じく 2大会連続で銀を手にした。世界選手権大会でも 7個の金メダルを含む通算 12個のメダルを獲得。また,得意のつり輪に二つ,鉄棒に一つ,「ナカヤマ」Nakayamaの名を冠した技を開発した。引退後は母校の中京大学で後進の指導にあたった。2003年紫綬褒章受章。2005年国際体操殿堂入り。
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