日本歴史地名大系 「中須賀村」の解説
中須賀村
なかすがむら
[現在地名]五日市町中地
東南部は山地で、ほぼ中央を
嘉禎四年(一二三八)四月一七日付の伊都岐島社廻廊員数注進状案(新出厳島文書)や宝徳二年(一四五〇)四月付の厳島社神主藤原教親申状案(巻子本厳島文書)などにみえる「中洲別苻」を当地に比定する説もある。天正一八年(一五九〇)一〇月四日付の佐西郡五日市村内打渡坪付(野坂文書)に「中すか」があり、戦国末期には五日市村に含まれたと考えられる。
中須賀村
なかすかむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報