丸木スマ(読み)マルキ スマ

20世紀日本人名事典 「丸木スマ」の解説

丸木 スマ
マルキ スマ

昭和期の画家



生年
明治8年(1875年)

没年
昭和31(1956)年

出生地
広島県安佐郡伴村(現・沼田町)

経歴
明治32年に結婚、家業の船宿業と農業に従事していたが、原爆のため夫は死亡。昭和24年ごろ、共に画家である息子夫婦(位里・俊)にすすめられてから、動植物や、山・川など、自然を描き続けた。女流画家展、院展入選画集「花と人と生きものたち」があり、作品は埼玉県東松山市の丸木美術館に展示されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丸木スマ」の解説

丸木スマ まるき-スマ

1875-1956 昭和時代後期の日本画家。
明治8年1月2日生まれ。70歳をすぎたころから長男丸木位里(いり)と俊(とし)の夫妻に絵をならい,昭和24年から各種美術展に出品。女流美術展,院展などに入選し,28年院友となった。昭和31年11月14日死去。81歳。広島県出身。作品に「蝶」「池の友達」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android