乙部町(読み)おとべちよう

日本歴史地名大系 「乙部町」の解説

乙部町
おとべちよう

面積:一六二・五四平方キロ

昭和四〇年(一九六五)爾志にし郡乙部村が町制を施行して成立。檜山支庁の中央部に位置し、南は檜山郡江差えさし町、東は同郡厚沢部あつさぷ町と渡島支庁山越やまこし八雲やくも町、北は爾志郡熊石くまいし町、西は日本海に面する。東から北の境界には乙部岳(一〇一六・六メートル)突符とつぷ(八四九・七メートル)などの高山が連なり、これらの山地から日本海に向かってひめ(乙部川)小茂内こもない川・突符川・来拝らいはい川・可笑内おかしない川・川などが流れる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「乙部町」の意味・わかりやすい解説

乙部〔町〕
おとべ

北海道西部,日本海にのぞむ町。 1965年町制。地名アイヌ語のオトペ (川尻に沼のあるところの意) に由来米作や野菜の栽培イカ釣りなどの沿岸漁業を行う半農半漁の町。西部の海岸一帯は檜山道立自然公園に属する。海岸部を国道 229号線が通る。面積 162.59km2人口 3403(2020)。

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