了庵清欲(読み)りょうあんせいよく(その他表記)Liao-an Qing-yu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「了庵清欲」の意味・わかりやすい解説

了庵清欲
りょうあんせいよく
Liao-an Qing-yu

[生]至元25(1288)
[没]至正23(1363).8.13.
中国,元の禅僧,書家。臨海 (浙江省) の人。号は南堂。古林清茂 (くりんせいむ) の法嗣。墨跡は趙孟 頫 (ちょうもうふ) の書法を受継ぎ,端正な書風を特色とする。遺墨には日本から留学していた的蔵主 (てきぞうす) に与えた『法語』 (国宝,東京国立博物館) ,月林道皎に与えた『餞別語』 (五島美術館) ,『上堂法語』 (徳川家) などがあり,その墨跡は多く日本に伝わって,茶掛として尊重された。

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