五稜郭の戦い(読み)ゴリョウカクノタタカイ

デジタル大辞泉 「五稜郭の戦い」の意味・読み・例文・類語

ごりょうかく‐の‐たたかい〔ゴリヨウクワク‐たたかひ〕【五稜郭の戦い】

箱館戦争はこだてせんそう

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精選版 日本国語大辞典 「五稜郭の戦い」の意味・読み・例文・類語

ごりょうかく【五稜郭】 の 戦(たたか)

  1. 戊辰(ぼしん)戦争最後の戦い明治元年一八六八榎本武揚の率いる旧幕府軍は箱館函館)の五稜郭にこもって蝦夷地北海道)の統治を始めたが、翌年五月、維新政府軍の攻撃を受けて降伏した。箱館戦争

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旺文社日本史事典 三訂版 「五稜郭の戦い」の解説

五稜郭の戦い
ごりょうかくのたたかい

1869年,新政府に抵抗した旧幕府軍の戦い
箱館戦争ともいう。旧幕府海軍副総裁榎本武揚 (たけあき) らが1868年軍艦8隻を率いて品川沖を脱走し,箱館(現函館)および五稜郭を攻略し,蝦夷 (えぞ) 地を平定。政府は'69年4月,最新鋭の甲鉄艦を含む8隻の艦隊を派遣し,翌月五稜郭を攻略。この戦いの平定により戊辰 (ぼしん) 戦争は終わりをつげた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「五稜郭の戦い」の意味・わかりやすい解説

五稜郭の戦い
ごりょうかくのたたかい

箱館戦争ともいう。明治維新期の国内戦争の一つ (→戊辰戦争 ) 。旧幕臣榎本武揚らが箱館五稜郭を拠点として官軍に抗戦したが,明治2 (1869) 年5月 18日降伏した。これによって幕府派と倒幕派との一連の戦いは終結した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「五稜郭の戦い」の意味・わかりやすい解説

五稜郭の戦い
ごりょうかくのたたかい

箱館戦争

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