京セラ(株)(読み)きょうせら

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

京セラ(株)
きょうせら

ファイン・セラミックス、電子部品、情報・通信機器の大手企業。ファイン・セラミックス・メーカーとして1959年(昭和34)稲盛和夫(いなもりかずお)(1932― )らにより資本金300万円で設立された京都セラミツクが前身。ファイン・セラミックスの積層技術を開発し、「工業素材の革命」の先駆者として1960年代、70年代で急成長。別会社として設立していた再結晶宝石、医療用材料、電子機器、音響・通信の諸会社を1982年に合併して京セラと改称。1983年にはカメラで知られたヤシカを合併。1984年にはウシオ電機、セコム、ソニーなどと新電電会社、第二電電企画(のちの第二電電、現KDDI)を設立した。1998年(平成10)には水晶製品メーカーのキンセキ(現京セラキンセキ)に資本参加(2003年完全子会社化)、2000年には複写機メーカーの三田工業(現京セラミタ)をグループに加えた。京セラを含む国内外のグループ会社は187社にも及ぶ。日本におけるいわゆるベンチャー・ビジネスの代表選手といわれている。資本金1157億円、売上高1兆2904億円(2008。連結ベース)。[森 真澄]
『京セラ40周年社史編纂委員会編纂『果てしない未来への挑戦――京セラ心の経営40年』(2000・京セラ)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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