今井栄(読み)イマイ サカエ

20世紀日本人名事典 「今井栄」の解説

今井 栄
イマイ サカエ

昭和期の神官 白鬚神社宮司。



生年
明治34(1901)年1月1日

没年
昭和36(1961)年7月24日

出身地
東京府

学歴〔年〕
東京高師卒

経歴
東京府立第7中学校教師を経て、昭和12年から墨田区東向島の白鬚神社宮司を務める。傍ら、隅田川沿岸の江戸っ子生活風俗を調査し、31年「墨東歳時記」を出版した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今井栄」の解説

今井栄(1) いまい-さかえ

1822-1869 幕末武士
文政5年生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩士。参政不破美作(みまさか)らをたすけ,藩論を攘夷(じょうい)から開国にかえ,殖産興業・富国強兵策をすすめる。大政奉還,美作の暗殺で藩の政局が転換。尊攘派水野正名による弾圧で明治2年1月29日切腹。48歳。名は義敬。

今井栄(2) いまい-さかえ

1901-1961 昭和時代神職
明治34年1月1日生まれ。東京府立第七中学の教師をへて,昭和12年から東京府墨田区東向島の白鬚(しらひげ)神社宮司。隅田川沿岸の江戸っ子の生活,風俗を調査し,31年「墨東歳時記」を出版。昭和36年7月24日死去。60歳。東京高師卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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