仕出かす(読み)シデカス

デジタル大辞泉 「仕出かす」の意味・読み・例文・類語

し‐でか・す【仕出かす/為出かす】

[動サ五(四)]ふつうでは考えられないような大きなことや大失敗をする。やらかす。やってのける。「とんでもないことを―・したものだ」「何を―・すかわからない」
[類語]やらかす失敗しくじるし損ずるやり損なう抜かる過つ誤るとちる味噌を付ける不覚を取る事志ことこころざしと違うどじを踏むてつを踏むつまずく

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精選版 日本国語大辞典 「仕出かす」の意味・読み・例文・類語

し‐でか・す【仕出・為出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 大変すばらしいことや大変悪いことをする。しだす。しとげる。やってのける。やらかす。
    1. [初出の実例]「子供子供と思わせて、大きなことをしでかして、後々旦那へ御苦労懸け」(出典:歌舞伎・お染久松色読販(1813)中幕)

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