抜かる(読み)ヌカル

デジタル大辞泉 「抜かる」の意味・読み・例文・類語

ぬか・る【抜かる】

[動ラ五(四)]
油断して、失敗する。「敵は手強いぞ、―・るなよ」
ぐずぐずして時機を失する。また、だらしなくなる。
航海士は―・らず…と言ったので」〈独歩別天地
[類語](1やり損なうしくじるつまずく失敗し損ずるし損なう過つ誤るとちる抜かり手落ち手抜かりそつ手抜き遺漏疎漏迂闊うっかりうかうかノーマーク無意識ゆくりなく知らず知らず思わず知らず思いがけず思いも寄らない思わず覚えずひょっと我知らず我にもなくついついつい不覚不意ふと図らず図らずも何気なしうかうかうかと予想外意想外ひょんな潜在意識無意味噌を付ける不覚を取る事志ことこころざしと違うどじを踏むてつを踏む仕出かすやらかす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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