デジタル大辞泉 「過つ」の意味・読み・例文・類語
あやま・つ【過つ/▽誤つ】
1 やりそこなう。しくじる。「ねらいを―・たず射る」
2 (「あやまって」の形で)うっかりしてよくないことをしでかす。過失を犯す。「―・って相手にけがを負わせた」
3 悪事を働く。罪を犯す。
「重く―・ちたる者の」〈今鏡・二〉
4 見まちがえる。取りちがえる。
「み吉野の山べに咲ける桜花雪かとのみぞ―・たれける」〈古今・春上〉
5 だめにする。そこなう。
㋐健康を害する。
「
㋑殺傷する。
「このたび我は―・たれなんとする」〈今昔・二三・一五〉
[類語]失敗・しくじる・し損ずる・し損なう・やり損なう・抜かる・誤る・とちる・味噌を付ける・不覚を取る・