( 1 )本来「以往」は将来を、「已往」は過去を意味するが、日本では混同されることが多かった。「以往」は「日本書紀」に三例あり、古訓は全て「ユクサキ」と本来の意味で用いられている。しかし、「風土記」や「続日本紀」の例にも見られるように古くから「以前」の意味で誤用された。「観智院本名義抄」には「以往」にヲツカタ・アナタ・イニシヘ、「已往」にサキの訓がある。「色葉字類抄」では「以往」をサキツカタ・古今部とし、「已往」は掲載されていない。
( 2 )「已往」は前項①の「続日本紀」のような適切な使用例があるが、平安鎌倉期以後の用例は少ない。前項②の例など、「以後」の意に使われた誤用も一部見えるが「文明本節用集」に「已往 イワウ又作二以往一」、「塵芥」に「以(左傍「已」)往(イワウ)」とあるように中世では混同していたことがうかがえる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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