デジタル大辞泉
「後後」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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のち‐のち【後後】
- 〘 名詞 〙
- ① ある事柄のあったのち。それよりあと。
- [初出の実例]「あひ知りて侍ける人、のちのちまでこずなりにければ」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)秋下・四二五・詞書)
- ② 将来。これから先。
- [初出の実例]「後々は一座の太夫になるゆへに」(出典:評判記・野郎虫(1660)山本小勘)
- ③ 死者の法事を営む七日目ごとの日。初七日・二七日・三七日など。
- [初出の実例]「おとど、諸共に死なむと惑ひ給へど、かひなくて、のちのちの御わざどもし給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)忠こそ)
ご‐ご【後後】
- 〘 名詞 〙 のちのち。将来。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
- [初出の実例]「後々(ゴゴ)までの芸態に幽玄を残すべき風根(ふうこん)なり」(出典:至花道(1420)二曲三体の事)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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