精選版 日本国語大辞典 「後後」の意味・読み・例文・類語
のち‐のち【後後】
〘名〙
① ある事柄のあったのち。それよりあと。
※後撰(951‐953頃)秋下・四二五・詞書「あひ知りて侍ける人、のちのちまでこずなりにければ」
② 将来。これから先。
※宇津保(970‐999頃)忠こそ「おとど、諸共に死なむと惑ひ給へど、かひなくて、のちのちの御わざどもし給ふ」
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