デジタル大辞泉
「先先」の意味・読み・例文・類語
せん‐せん【先先】
[語素]年月や順序を示す名詞の上に付いて複合語をつくり、その前の前である意を表す。前々。「先先週」「先先代の会長」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
まず‐まず まづまづ【先先】
① 「まず(先)①」を強めたいい方。
※続日本紀‐慶雲四年(707)七月一七日・宣命「先
豆先
豆(まヅまヅ)天下の
公民の上を慈び賜はく」
② 「まず(先)②」を強めたいい方。
※枕(10C終)一八七「強ひて呼びおろして
ふしたるに、まづまづと呼ばるれば」
③ 「まず(先)③」を強めたいい方。
[2] 〘形動〙 完全にとはいかないが、ある
程度評価できるさま。「まずまずの顔」「出来ばえは、まずまずだ」
※
壁紙を貼る女(1970)〈
大原富枝〉「いまの場合はまずまずらしかった」
せん‐さき【先先】
〘名〙 「先(さき)」を強めていった語。
※玉塵抄(1563)九「王にはならねども位が高ほどに偃が
駑馬のつれとせんさきを争わうず身ではないと云心ぞ」
せん‐せん【先先】
〘
語素〙 前の前。二つ前。
前前(ぜんぜん)。「先々月」「先々週」「先々代」など。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報