小説家、詩人。三重県生まれ。東京の世田谷中学卒業。習志野(ならしの)騎兵連隊に入隊し、一兵卒として中国大陸に赴く。戦争体験を生かし戦記物を多く書く。『螢(ほたる)の河』(1962)により第46回直木賞受賞。その叙情詩的作風が評価され、発展して叙情詩人としての風格を現す。おもな作品に小説『悲しき戦記』(1963)、『落日の戦場』(1965)、『淵(ふち)の底』(1965)、『源流へ』(1969)、『遙(はる)かな戦場』(1970)、『椿(つばき)の散るとき』(1970)など、詩集『竹の思想』(1961)などがある。
[栗坪良樹]
『『螢の河』(文春文庫)』▽『『悲しき戦記』(講談社文庫)』
二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...