小説家、詩人。三重県生まれ。東京の世田谷中学卒業。習志野(ならしの)騎兵連隊に入隊し、一兵卒として中国大陸に赴く。戦争体験を生かし戦記物を多く書く。『螢(ほたる)の河』(1962)により第46回直木賞受賞。その叙情詩的作風が評価され、発展して叙情詩人としての風格を現す。おもな作品に小説『悲しき戦記』(1963)、『落日の戦場』(1965)、『淵(ふち)の底』(1965)、『源流へ』(1969)、『遙(はる)かな戦場』(1970)、『椿(つばき)の散るとき』(1970)など、詩集『竹の思想』(1961)などがある。
[栗坪良樹]
『『螢の河』(文春文庫)』▽『『悲しき戦記』(講談社文庫)』
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...