佐川文蔵(読み)さがわ ぶんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐川文蔵」の解説

佐川文蔵(初代) さがわ-ぶんぞう

?-1725 江戸時代中期の歌舞伎役者
初代佐野川花妻(はなづま)の門弟といわれる。正徳(しょうとく)5年佐川文蔵を名のり,大坂岩井半四郎座で敵役として出演享保(きょうほう)6年から実悪(じつあく)となり,実事(じつごと),老役(ふけやく)もかねた。享保10年(一説に12年)死去。初名は佐川与平次。前名は佐野川与平次。

佐川文蔵(2代) さがわ-ぶんぞう

?-? 江戸時代中期の歌舞伎役者。
市野谷十郎兵衛の門下若女方から立役(たちやく)となり,旅芝居修業。享保(きょうほう)13年(1728)大坂竹島幸左衛門(こうざえもん)座で2代佐川文蔵を襲名。のち実悪(じつあく)に転じ,立役もかねた。寛保(かんぽう)3年以後の消息は不明。初名は嵐三五。前名は市野谷十蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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